2018年09月16日

新型ブラインドは、ゆっくり降ろせる機構つき! 〜新ブラインドレビュー・タチカワ篇〜

国内ブラインドメーカー各社が
新モデルのブラインドを発売開始しています。
変更点や新しい工夫ポイントをご紹介します!

タチカワブラインドでは、
主力の住宅用オーダーメイド・アルミ製ブラインド
「シルキー」シリーズ(25ミリスラットタイプ)に
ブラインドがゆっくり下ろせる新機構を搭載した
ニューモデル「シルキーRDS」が追加されました!

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新モデルでは、ブラインドを下ろすとき
新たに搭載の「RDS機構」が
本体の下降スピードを抑えてくれるので、
昇降用コードからたとえ手を離しても
ブラインド本体がゆっくりと下がってくるような
仕組みとなっています。

標準タイプをお使いの方で、
ブラインドを下ろそうとしたとき
昇降用コードをゆるめた途端に、
シャーっと勢いよく降りてきてびっくり、
というご経験のあるかたにはオススメです!

ちなみにRDSとは、
「減速降下機能=Reduce Down System」の略のようです。

これまで同社のブラインドのうち、
アルミ製の「シルキーサート」や
ウッドブラインド「フォレティアタッチ」などの
ハイグレード・ブラインドには
ゆっくり降りてくる機能つきの製品が
すでに発売されていますが、
このたびの「シルキーRDS」には、
上記シリーズ用の仕組みとは
少し異なる機構を採用しているようです。

今回発表のシルキーRDSでは
ブラインドが自重で下がろうと(落ちようと)するとき、
本体を支える昇降用コードに負荷をかける部品を追加することで
コードが引っ張られる勢いを弱め、
ブラインドが下がるスピードを抑制する仕組みのようです。

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写真手前のグリーンのブラインドが新機構「RDSつき」、
奥のピンクのブラインドが従来型の「RDSなし」タイプです。
矢印の丸い部分がRDSパーツです。
写真では少しわかりにくいですが、
「RDS機能つき」ではこのパーツの追加によって、
回転用ポールや昇降用コードの位置などが
RDSなしの従来型とは若干異なっています。
また、昇降用コードを止めてブラインド本体を上げたままに保つ
「ストッパー」や、昇降用コード自体も
従来型シルキーとは異なる部材が採用されています。

これにより、一般的な操作方式である「ポール操作式」
(=ポールで回転+コードで昇降)をご採用の場合には、
従来モデルとRDSモデルではブラインド上げ下げ・止め方について
操作の方法が異なります。
くわしくは当店スタッフまでお尋ねください。


なかなかお役立ちの新機構モデルですが、
以下のようなご注意点もあります。

「シルキー」シリーズであっても、
本体寸法の小さい場合(本体巾30cm未満のとき)には
(部品のサイズによる制約からでしょうか、)
このRDS機構つきが作成できません。

また、同社製アルミブラインドのうち
スリムなはね巾15ミリタイプの「シルキーカーテン」には
今回RDS機構つきモデルの発表がありませんでした。
こちらにも今後追加されるといいですね。

なお、新登場の「RDS機構つき」だけでなく、
従来型の「RDS機構なし」モデルも
もちろんお選びいただけます。

「RDS機構つき」は「RDSなし」にくらべ、
定価ベースで¥2,000(税別)プラスと
リーズナブルな価格設定となっています。
ぜひご検討ください!

posted by いんてりあ蒼樹舘 at 19:08| 製品紹介

2018年07月30日

ブラインド・リニューアルモデル・レビュー ニチベイ篇

台風も過ぎ、暑さ真っ盛りの今日このごろですが、
それに先駆けて大手各メーカーは
住宅用ブラインドについて改良を重ね
リニューアル(モデルチェンジ)を行っています。

ニチベイからは、
木製ブラインド「クレール」シリーズの
NEWラインナップがリリースされました。

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いろいろなリニューアル点がある中で、
注目ポイントをご紹介します!

・新色登場!

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オシャレなインディゴウォッシュなど
新色の登場です!
これまでに無かったイメージを愉しめます!


・カラーミックスタイプ登場!

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ミックスカラーのウッドブラインドが
楽しめるようになりました!

おしゃれな配色組合せがセットになった
「カラーアソート」タイプが登場です。
単色タイプとはまた違った表情です!
新作展示会で実物を見てきましたが、
なかなかオシャレです!

こちらは
「フリーカラー作成」ではありませんので
自分が選んだオリジナル配色を組み合わせることはできません。
いずれそちらもできる様になるといいですね。


・新形状のスラット登場!

スラット(はね)形状にひと工夫した
あたらしい発想のブラインドが登場です。
こちらは、「木製」でなく「木調」ブラインドでのお話。
木製と見まがうフェイスの
樹脂製・防炎対応ブラインドの新タイプです。

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スラット(はね)の端部を
「への字」のような形にすることで
ブラインド全閉じのときの
フラット感がすっきりしています。

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ただし、作成のときは
「への字」の向きをどちらかするかを
事前に指定しておくことが必要です。

フラット面が屋内側にくるよう指定すると、
スッキリとしたルックスを楽しめます。

あるいは窓面側をフラットに指定すると
フラットな見た目ではなくなりますが、
日中の遮へい率をアップさせることができます。

なんとなく、お店屋さんのシャッターの
うら面とおもて面の違いに近い印象です。

ご注文の前に
めざす用途にあわせて考えておきたいポイントです。

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今回の「クレール」シリーズは
いろいろもりだくさんのリニューアルです。

くわしくはこちらもご参考に。
メーカーHP:
https://www.nichi-bei.co.jp/

posted by いんてりあ蒼樹舘 at 20:54| 製品紹介

2018年07月19日

ブラインド・リニューアルモデル・レビュー TOSO篇

暑さ真っ盛りの今日このごろですが、
それに先駆けて大手各メーカーは
住宅用ブラインドについて改良を重ね
リニューアル(モデルチェンジ)を行っています。

TOSOでは、住宅用汎用型アルミ製ブラインドの内、
ブラインド昇降用のコードがハネ回転用ポールの中を通っている
すっきりとしたタイプの操作方式について
操作の仕組みを変更しました。

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これまで同社のブラインドでは
回転用ポールにコードのストッパーが組込まれた
「マルチポール式」でしたので
ポールの下端(グリップ)を下に引いて
ブラインドを降ろす操作方式でしたが

新モデルでは、他メーカーと同様の
「ワンポール式」に変更となりました。
ブラインドを上げ下げする際、
ポールではなくコード自体を引っ張って昇降させるので、
ポールを引っ張らない仕組みとなりました。

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この大幅なモデルチェンジに合わせて
長らく続いた「ニューセラミー」というブランドを廃止し
「ベネアル」というNEWシリーズに変更となりました。

同時に、ブラインドの色バリエーションの
ラインナップが変更となりました。
通常色と同じ価格(加算価格なし)で選べる
遮熱タイプや木目調カラーが増色となっています。

ただひとつ残念なのは、この改色の結果、
スリムはね巾(15ミリ)モデルのブラインド
「ベネアル15」シリーズでは
選べる色が大幅に減ってしまいました。

同社は過去、スリムはね巾ブラインドを
他メーカーに先駆けて登場させた歴史があるだけに
スリムタイプの縮小は少しさみしい感じもします。

下の写真は新作発表展示会のときのものです。
色をたのしむ「カラーミックス」作成例での展示です。

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しかしながら、カラーミックスタイプ作成について
同社のカタログにはどこにも記載が無いので、
裏メニューみたいな扱いのようです。

ちなみに同社HPでは
ウッドブラインドのカラーミックス作成については
カラーシミュレーションができるコーナーがありますので、
このたび発売の新アルミブラインド「ベネアル」シリーズでも
今後同じようなシミュレーションが
できるようになるとさらに便利になると思われます。

こちらもご参考に。
メーカーHP:
http://www.toso.co.jp/products/iblind/index.html

posted by いんてりあ蒼樹舘 at 20:10| 製品紹介